【第1回】太陽光発電見積もり体験談~天窓って使います?~

太陽光発電
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この記事では太陽光発電の見積もりをした際の業者とのやり取りを体験談としてまとめています。

記念すべき第1回は、訪問販売に来たD社のお話です。

太陽光発電を知るきっかけになった訪問販売

太陽光発電という名前は知っていても、実際に設置を検討している人というのはかなり少ないと思います。

僕は2017年8月に新築で戸建てを購入したのですが、家が建ったのを見計らったかのように太陽光発電の業者がやってきて、「話だけでも聞いてくれないか」と言われたので家にあげて話を聞くことにしました。

今でこそ太陽光発電の訪問販売は悪徳業者が多いことを知っていますが、当時の僕は全くの素人であったため、「話だけなら」と思ってしまいました。

結果からいうと、この業者は完全な悪徳業者でした。

しかし、僕が太陽光発電について知るきっかけを与えてくれた会社なので、ある意味で感謝はしています(笑)。

DMMをやたらと推してくる

太陽光発電業者の営業マンは、まず僕が太陽光発電についてどれくらい興味があるか尋ねてきました。

今にして思えばこれは僕がどれくらい太陽光発電に関する知識をもっているか確かめたかったのだと思います。

営業マンは一通り太陽光発電とは何か、太陽光発電を設置することで、どういうメリットがあるのか、といったことを一通り話し終えるとメーカーの話をし始めました。

営業マン
営業マン

太陽光発電のメーカーでご希望などありますか?

ぼく
ぼく

いやー、よくわからないです。

営業マン
営業マン

それならDMMがオススメです。ウチはDMMから特別な卸価格でパネルの供給を受けているので、他社より安くできますよ!

太陽光発電の販売業者は各種メーカーを取り扱っているのが一般的で、見積もりについても複数メーカーを提案するのが普通です。

D社は複数メーカーを取り扱っていましたが、その中でもDMMと専属契約を結んでおり、他社より安い費用で設置できるとのことでした。

ちなみにDMMの太陽光発電はDMM.make Solarというブランド名で、通常表面しか発電しない太陽光パネルを、裏面でも発電できるようにすることで高い発電量を誇ります。

これは大きなメリットに思えますが、そもそも太陽光パネル選びで一番大切なのは少ない設置枚数でいかに発電ができるか、といったところが重要になります。

そのため、発電量が一番高いメーカーであっても、パネルのサイズによっては屋根に必要枚数が載らないこともあり、一概にどのメーカーが良い、と断言することはできないのです。

そういった理由から、普通は複数メーカーで見積もりをしてみて、費用と発電量のバランスをみて選択すべきなのですが、D社はDMM一択で、他のメーカーは一切提案しませんでした。

これでは、我が家の屋根に適切な太陽光パネルがわからない。つまり本当にメリットがあるのかどうかすらわからない、ということになります。

この営業マンは僕がそういうことを知らないと思い、DMMだけを推してきたのでした。

衝撃のひとこと

DMMに関する魅力を一通り話したところで営業マンは見積もりをするため屋根の図面をもってきてほしいと言いました。

僕としては早いところメリットが出るか出ないかを知りたかったので言う通りにしたのですが、図面をみた営業マンから衝撃の一言が放たれました。

営業マン
営業マン

この天窓って使います?

ぼく
ぼく

えっ!? はい、使います、使います!

まさかと思ったのですが、どうやら天窓をつぶして太陽光パネルを設置しようと考えていたようです。

いや、天窓って何のためにあるかわかってる? 覆っちゃったら光入らないよね? と心の中でツッコんでいましたが、営業マンは気にする様子もなく「わかりました」とだけ言いました。

メリットが出なければ帰ります

さっさと見積もりをしてほしいのですが、営業マンはもったいぶるかのようにこんな話をし始めました。

営業マン
営業マン

大事なことなので先にお伝えします。太陽光発電というのは、ご自宅の屋根の状況によってメリットが出ない場合もあるんです。

ぼく
ぼく

あ、そうなんですね。

営業マン
営業マン

そのため、きちんとメリットが出るかどうか、今からこの図面をみて調べます。もしメリットが出なかったら大変申し訳ないんですが……。

ぼく
ぼく

ん?

営業マン
営業マン

メリットが出ない場合は、その場で帰らせていただきます。

ぼく
ぼく

え、ああ。そうですよね。メリットないのに勧めても意味ないですもんね。

営業マン
営業マン

そうなんですよ! だからメリットが出ない場合、私すぐに帰りますから、あらかじめご了承ください。

多分、回数にして4~5回くらいは「帰ります」と言っていたと思います。

おそらく、「うちは押し売りしませんよ」ということをアピールして、僕の警戒心を解こうとしていたのでしょう。

太陽光発電の売電メリット

ここで少し太陽光発電のメリットについて話したいと思います。

太陽光発電を設置すると、今払っている電気代が節約できるだけでなく、自宅で使いきれず余った電気を電力会社等に売って、その利益を得ることができます(売電収入)。

太陽光発電の設置費用は100万円以上するので、売電収入を充てることで、数年から十数年で設置費用を全額回収することができます。

そのため、【現在支払っている電気代】と、【太陽光発電を設置して削減された電気代+太陽光発電の設置費用(月々のローン)-売電収入】を比較して、前者と同じか、それより安くなるのであればメリットがあるといえます。

ただし、電力会社等が買い取ってくれる売電価格は10年後にガクっと下がるといわれています。

売電価格と太陽光発電の保証期間(寿命)を考えると、かかっても15年以内で回収できる見込みがないと、設置するメリットがないといえます。

「帰って」と伝えたところ……。

さて、10分ほど図面とにらめっこしていた営業マンですが、見積もりが終わったようで、顔を上げてこう言いました。

営業マン
営業マン

お待たせしました。見積もりの結果が出ました。今回、ぜひお力にならせていただければと思います!

ぼく
ぼく

おぉ、メリットでるんですね。

営業マン
営業マン

はい! 今なら月々3,000円負担するだけで太陽光発電を設置することができますよ!!

ぼく
ぼく

どうぞ、お引き取りください。

営業マン
営業マン

え、なんdn?!

ぼく
ぼく

え?

まさかと思いましたが、見積もりの結果、我が家では設置費用を回収できるどころか、今より余計に出費しなければならないということがわかりました。

それなのに、営業マンは「なんで?」という表情で太陽光発電設置するメリットを熱く語りだしました。

営業マン
営業マン

ちょっと考えてみてください。今、電気代として月々1万円ほど払っているわけですよね? このままの電気代を払い続けるのと、太陽光発電を設置することで削減された電気代を払うのとどっちがいいんですか?

ぼく
ぼく

言いたいことはわかるけど、結局太陽光発電という買い物をするわけでしょ? そのために余計に出費するわけだから、全然メリットじゃないじゃん。

営業マン
営業マン

いや、しかしですね。長い目でみればこの先何十年も電気代を削減できるわけじゃないですか。これって大きなメリットですよね? このまま電力会社に電気代を払い続けるのってバカらしくないですか??

ぼく
ぼく

そうね、バカらしいかもね。でも、僕は電気代を払うという行為は消費に対する出費なんだから、当然のことだと思ってるよ。

営業マン
営業マン

でもですね……。

ぼく
ぼく

帰れ!!

ぼく
ぼく

あと、ついでにお前の「帰ります」的なこといって安心感持たせる営業スタイルむかつくわ。

営業マン
営業マン

(しゅん)

かなりしつこく食い下がってきましたが、なんとか帰らせることができました。

まとめ

こうして太陽光発電については最悪な出会い方をしたのですが、メリットが出るのであればやはり導入したいものですよね。

そこで、思い切って一括見積もりサイトに登録して、複数の業者から見積もりをとったところ、月々の負担はなく、むしろ月々1,500円~2,000円くらい利益がでるところがほとんどでした。

あの時何も考えず急いで契約していたら大変な損をしてしまうところでした。ほんと、訪問販売って怖いです。

というわけでこの記事では、僕が太陽光発電について知るきっかけになった見積もり体験談を紹介しました。

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