どうも、教え方と伝え方のスーパーバイザー、きむにぃ(@kimuniunchi)です!
赤ちゃんの夜泣きが続くとママとパパは寝不足になり、お互いイライラ、ピリピリしてしまいますよね。
原因が明らかなものはすぐに解決できますが、そうでないものは2時間以上も夜泣きに悩ませられるなんてこともあります。
我が家の次男(1歳半)もちょっと前に原因のわからない夜泣きをすることが多くなり困っていました。
結果として、ある方法を試したところ夜泣きによる悩みを解消することができました。
そこで、この記事では原因がよくわからない夜泣きの対策について、我が家で実践して効果があったものを紹介しています。
夜泣き対策をする際のマインド
大前提の話ですが、夜泣き対策はママひとりで頑張るものではありません。パパも一緒に頑張る必要があります。
ママとパパふたりで力をあわせれば、夜泣きから解放される期間はグっと短くなり、夫婦間のイライラやピリピリもなくなります。
この記事をみているのがパパであれば、必ず「自分も一緒に頑張る!」という気持ちをもってください。
この記事をみているのがママであれば、協力が必要であることをパパに伝えましょう。
[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”R1″ icon=”keitaro.png” name=”きむにぃ”]世の中には非協力的なパパもいると思いますが、そういう人には嫌でも「いつもありがと!」とか声がけしてあげてください。男は単純ですから。[/speech_bubble]
また、夜泣きは1日で解決できるようなものではありません。
なるべく早く解決させるための対策ではありますが、根気強さも必要だということを忘れないでください。
夜泣きの原因が特定できる場合の対策
夜泣きの原因がわからない場合の対策をお話しする前に、原因がわかる夜泣きについて説明しておきます。
原因がハッキリとしている夜泣きは、その要素を取り除いてあげることで、夜泣きが解消されます。
とはいっても、原因を探しながら「これだ」とか「違うな」とか試行錯誤するのは現実的ではありません(一刻も早く寝たいですからね笑)。
そこで、我が家では次のような順番で、いわば機械的に夜泣きの対処をしています。
オムツが気持ち悪い
どのサイトにも載っている方法ですが、意外と忘れがちなのがコレです。
おしっこでオムツがパンパンになっていて、その気持ち悪さで夜泣きをしてしまうことはかなり多いです。
夜泣きしてからオムツを換えてあげるのもいいですが、うちの場合、僕と妻が寝るタイミングで一度取り換えるようにしています。
赤ちゃんにとって適温でない
夜泣きの原因として、熱い寒いといった温度によるものがあります。
とくに赤ちゃんは大人と比べ体温が高いので、暑さで夜泣きをしてしまうことがあります。
対策としては窓を開けて空気の入れ替えをしたり、エアコンで室温調整したりします。
それともうひとつ。
温度については、ママやパパが原因で夜泣きをさせてしまっていることもあります。
いきなりですが、あなたは赤ちゃんが暑さで布団をはいでしまったとき、布団をかけ直していませんか?
実は赤ちゃんの布団をかけ直すという行為はNGなんです。
睡眠評価研究機構の代表で医学博士の白川修一郎先生によると、赤ちゃんが布団をはぐ行為は体温調整のために必要なことらしいです。
体にたまった熱を出すための行為なので、布団をかけ直してしまうと体温調整を妨げ、結果として夜泣きをすることになります。
親としては「風邪を引かないか?」と心配になりますが、極端に寒くなければ放っておくか、腹巻をしてあげるかしましょう。
のどが渇いてる
のどが渇いて夜泣きをした時「クセになるので水分をあげない方がいい」という人もいますが、それは母乳やミルクの場合です。
次男のかかりつけ医によると、1歳前後の赤ちゃんにとっての授乳は、水分や栄養補給という目的ではなく、ママとのスキンシップが目的になっているそうです。
そのため夜泣きしたから母乳をあげる、ということを繰り返してしまうと、夜間授乳のクセがついてしまいます。
また、ミルクは消化に悪く、食事をとっているのと同じなので、その時は泣き止んで眠ってくれても、睡眠中に空腹で目を覚ましやすくなってしまいます。
水分補給として適しているのは水やノンカフェインのお茶です。
お茶は麦茶が一般的ですが、我が家ではカモミールティーを飲ませています。
カモミールティーはリラックス効果や安眠効果があるといわれており、カフェインも含まれていないため子供にも安心して飲ませることができます。
ただし、キク科(ブタクサなど)のアレルギーがある場合は注意が必要です。カモミールはキク科のハーブなので、アレルギー反応がでて症状が悪化することもあるからです。
幸い次男はアレルギーがないので飲ませていますが、やはり麦茶を飲んでいた時より、カモミールティーを飲み始めてからの方が寝つきがよくなり、夜泣きも減ったように思います。
かゆい、痛い
体が痒かったり痛かったりすると、それが原因で夜泣きをすることがあります。
かゆみについては虫刺されなら目でみてわかるのでかゆみ止めを塗ることで改善されます。
痛みについては、どこが痛いのか見た目だけで判断することは難しいので、可能性の高いものから考えていきます。
我が家の場合、しばらくうんちが出ていないときはお腹が張っていないか確認しています。
便秘の時はたいていお腹にガスが溜まっているので、手を温かくしてお腹をナデナデしてあげたり、腰をマッサージしてあげたりします。
「ブッ」とおならやうんちが出ると、それまでの夜泣きが嘘のようにおさまった、ということもよくありました。
場所が特定できないときは、体のいろいろなところをナデナデしてみてるといいです。
ピンポイントに痛みがやわらぐ場所をなでてあげると、自然と泣き声が落ち着いてくるはずです。
夜泣きの原因がよくわからない場合の対策
ここからは夜泣きの原因がよくわからない場合の対策です。
原因がよくわからないといっても、まったくわからないという意味ではありません。
「昼間に遠出するなど強い刺激を受けた」「保育園に行き始めて環境が変わった」というように何となく原因はわかっているけど、どう対処すればいいかわからない、というものです。
そしてこの夜泣きの解決方法はスバリ「一度起こしてしまう」です。
「起こしたらその後寝なくなるんじゃないの?」と思うかもしれませんが、僕の経験上それはありませんでした。
以下、手順とコツを説明しています。
一度しっかり起こす
夜泣きを始めたら、一度赤ちゃんを抱き上げ、寝室から出ていきます。
これは、必ずパパがやってください!
ご家庭によって違うと思いますが、我が家の場合、夜泣きをするときは決まってママにすがりついて泣いています。
このままママが抱っこしたり、トントンしたりしても、赤ちゃんはオッパイを飲みたがっていつまでも夜泣きがおさまりません。
そのため、うちでは僕(パパ)が赤ちゃんを部屋から連れ出すようにしています。
寝室から出たら、部屋を明るくして赤ちゃんを完全に起こしましょう。
最初はママと引き離されたことで大泣きしますが、抱っこして目が覚めてくれば次第に落ち着いてくるはずです。
水分を取らせる
赤ちゃんが夜泣きをやめ、落ち着いてきたら水分を取らせます。
夜泣きで喉がカラカラになっているので、結構ゴクゴク飲むと思います。
注意点としては、必ず泣き止んで落ち着いてから与えるようにします。
泣いているときはママのおっぱいじゃない! と言わんばかりに拒否されます(笑)。
落ち着いた状態で水分をあげると、だんだんと赤ちゃんの顔もリラックスしてきます。
抱っこをして入眠を促す
夜泣きが止み、水分もとって落ち着いたら抱っこをしてゆらゆらしたり、トントンしたりして入眠を促します。
この時、すぐに寝室に戻らないでください。
赤ちゃんはママと離れたことを忘れているので、今寝室に戻ってしまうとママの顔を見て再び泣き出してしまいます。
明るい部屋でパパがおしゃべりでもしながらゆらゆら抱っこし続けます。次第に「眠いよ~」という表情になるはずです。
次男の場合、10分もしないうちに「ふわぁ~あ」とあくびをし始めます。
寝室に戻る
赤ちゃんがあくびをしたり、目をこすったりして眠そうな感じになってきたら寝室に戻ります。
ここですぐに布団に寝かせるのではなく、しばらく暗い寝室で先ほどと同じように抱っこしてゆらゆら、トントンしてください。
しばらくすると(うちの場合5分くらい)完全に眠るかグズグズと泣き出すと思います。
どちらの場合でも、それが赤ちゃんの眠るサインです。そのまま、やさしくお布団に寝かせて、トントンを続けます。
すると夜泣きをしていた時と違って、すぐにすやすや眠ってくれるはずです。
まとめ
刺激や環境が変わったことで起こる夜泣きは、赤ちゃんの「まだママ(やパパ)に甘えたい!」という気持ちの表れのような気がします。
夜泣きはママとパパの睡眠を妨げるので、本当につらいですが、そうした成長の過程なのだと思えば、少しはイライラせず対処することもできると思います。
ちなみに今回紹介した方法ですが、我が家の場合完全に夜泣きがなくなるまでは3日程度時間を要しました。
夜泣きがなくなるまでは、上記のように起こして抱っこしてと大変だと思いますが、その辛さを乗り切れば安眠が待っています。
とくにパパは大変な方法ですが、たった3日程度の我慢で睡眠が確保され、また奥さんに感謝されると思えば、安いものではないでしょうか。
というわけで今回は夜泣きの原因とその対策について紹介しました。では!
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